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昨日はあの震災が起きてら4年の月日が流れた日でした。
各地であの日を風化させないよう、催しが行われていたり、テレビや新聞などでも多く取り上げられていて、忘れてはいけない出来事だと改めて思い起こしました。
もう4年、まだ4年。
実際に被害にあってない人々にとってと、被害にあわれた人々では、時間の長さが違うように思います。
時間が経てば経つほど、その差がひらいて、今現在の思いにも違いが出て来ているように感じます。
テレビを見て、故郷に帰れない人々の思いを知って、そう感じました。
慣れない高層ビルのマンションに入れられて、「夜景がきれいだって言われているけど、わたしらはぽつぽつとある田舎の明かりがいいなあ・・」とさみしくつぶやく老夫婦。自然に囲まれて、畑仕事やキノコ狩りをしていた生活は、つつましくも豊かな生活だったと思います。ずっと過ごしてきた故郷を離れて、今はテレビを見るだけの日々。ごちゃごちゃしたショッピングモールをあてもなく歩いている夫婦には、笑顔か消えていました。
帰るつもりで様子を見に我が家を訪れると、なんと泥棒にあっていて、思い出の品々がすべて奪い去られ、野生の動物に荒らされ、とても住める状態ではありませんでした。
そしてこの3月一杯までに取り壊しを決めれば助成金が出る、といわれ(考えるために与えられた猶予期間はたったの3カ月間)この老夫婦は二人で頑張って働いて建てた家を取り壊すことにしたそうです。
何かしてあげたい、でも声をかけるとしたらなんて言ったらいいのだろう。
頑張れ、なんてとても言えない。じゃあなんて?こんな経験、したことないから気持ちなんてわかるわけないから、何を言ってもなんの慰めにもならない気がして、結局何も言えない。
そして何もできないで、何かしてあげない、ともった気持ちは消えてしまう。
ボランティア団体、手当の輪 は、マッサージをお仕事にしている方々が福島に行って施術をしにいってくれています。
疲れた方にとって、心をこめて触れてもらうだけでも、生きてる感覚を少しでも取り戻せるきっかけになるのではないかと思います。
はしらデリ&カフェで3月22日日曜日の定休日に、13時から行われるソレイユマルシェでは、手当の輪の活動に参加しているあいさんのハンドマッサージが受けられます。そしてその収益が手当の輪に渡されます。
そのほかにも手作り雑貨やパンの販売、占いやプロの写真家の写真撮影、アクセサリー作りなどのワークショップなど、もりだくさんで、それらの収益を手当の輪に寄付します。
もちろんはしらデリ&カフェもドリンクとスコーンの販売をして貢献します。
福島に言って実際に人々を励ましている皆さんを手助けすることも行動の1つ。
何かしてあげたい、と思って灯した心の火、消えないうちに、何かしよう、少しでも。
皆さん、お待ちしております、来てくださいね!